ホームインスペクションにおいて、LCC(ライフサイクルコスト)を提案することはあり得ません。
劣化が発生してしまってからの補修費用と、定期メンテナンスをしていた時の中長期の合計差額を試算しています。
分譲マンションの所有者は、毎月の管理費以外に修繕積立金を支払っています。
これは、マンションの中長期修繕計画に基づき、将来発生が予想される修繕費を毎月積み立てています。
戸建についても同様で、高額な不動産を購入しても、建物の外壁、屋根等や各種設備も耐用年数があったり、定期的なメンテナンスを行っていく必要があります。
中長期的において計画的にメンテナンスするスケジュールとその費用を予算建てすることをLCCと呼んでいます。
ホームインスペクションの延長線上にライフサイクルコストを試算してみては如何でしょうか?
不動産を購入する際には初期費用(購入費用)に注目しがちですが、実際にはその後にかかる費用も含めたライフサイクルコスト(LCC)が重要です。
区分所有マンションには管理費以外に修繕積立金を負担していますが、戸建て建物においても同じ発想が必要です。
LCCの考え方を取り入れることで、初期費用だけでなく、購入後のランニングコストや修繕費などを総合的に見据えた、費用対効果の高い建物を維持管理する事が出来ます。
ライフサイクルコストは、長期的なコスト削減を図るうえで重要な視点です。
ライフサイクルコストの低減を図る方法はいくつかあります。その一部として、
①外皮性能の向上。②省エネ性能に優れた設備の採用。③計画的なメンテナンスの実施などがあります。
計画的なメンテナンスとは、外壁、屋根、設備の耐用年数とメンテナンス内容や期間をコントロールしていきます。